第46回日本脳神経CI学会総会

ご挨拶

岩立 康男

第46回日本脳神経CI学会総会

会長 岩立 康男

千葉大学大学院医学研究院脳神経外科学教授

この度、第46回日本脳神経CI学会を千葉大学脳神経外科で担当させていただくことになりました。期日は、2023年1月20日、21日の両日、場所は幕張メッセでの対面とWebも併用して開催するべく準備を進めております。新型コロナウイルスの感染状況にもよりますが、皆様にはできるだけ千葉の地にお越しいただき、実際に対面で意見交換ができますようお願い申し上げます。

本学会は、CT撮像装置が登場して間もない1978年に「日本脳神経CT研究会」として第1回大会が開催され、その後、MRIの臨床導入などの進歩に応じて、第16回大会から「日本脳神経CI研究会」、第21回からは「日本脳神経CI学会」へと発展し、脳神経疾患の診断と治療に大きく貢献してまいりました。現在では、CTやMRI、SPECT (single photon emission computed tomography)、PET(positron emission tomography)、超音波診断装置などを含む総合的な画像診断技術を扱う学会に成長し、脳神経外科医、脳神経内科医、神経放射線科医など神経画像を中心に診療を行う医師や技師の他、開発技術者など科や職種を超えた方々が集まり、意見交換や議論のできる場となっています。この伝統を守り、更なる発展につなげられるよう努力してまいります。

今回、千葉の地で開催させていただくにあたり、テーマを「画像の進歩と医療革新」とさせていただきました。脳神経画像診断の進歩がどのように医療を変えて来たのか、そしてまた今後どのように変えていくのか、という点を多くの方々と議論して行きたいと思います。また、将来の各種疾患学、脳科学の進歩にも貢献するような新しい画像診断技術、さらに画像を駆使した革新的治療も探っていきたいと考えております。ポスターのデザインは、多職種、多診療科による画像診断の知見の蓄積と画像作成技術の融合による医療革新をイメージしたものです。

多くの方にご参加いただき、実りある会にしたいと考えております。皆様には、どうかご指導、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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